特に、準天頂システムについても、これは二千億円の国家プロジェクトです。やはり我が国の測位システムを持つことは、我が国の安全保障と独立にとって物すごく大切だと思っています。 このシステムをアジアで持っているのは中国と我が国だけです。
今、自動運転システムというのは、「みちびき」などが精度を高められることによって運転できるということでもありますし、ドローンの物流というのが今非常に注目を浴びているんですけれども、これもまた、やはり「みちびき」などが利用できることによって非常に精度が、できるということから物流というものができているわけで、今、アメリカのGPS、更に日本の準天頂システムというものが相互に補いながら日本の経済システムというのが
道路の補修作業に必要な路面情報の把握や船舶の自動離着桟、ICT施工を進める建設機械の自動運転、鉄道の運行管理や測量分野での活用など、国土交通省所管のさまざまな分野において積極的に準天頂システムを活用すべきと考える。十一月のサービスインを踏まえ、今後どのように利用促進を図っていくのかが一点。
そして、日本の準天頂システムにつきましては、今御指摘ありましたように、現在、四基体制での運用を準備しておりまして、二〇二三年度をめどに七基体制とすることを予定しております。
○大島(敦)委員 本日は、準天頂システムについて、政府の所信を伺いたいと考えております。 私、二〇〇九年から二〇一〇年まで内閣府で宇宙政策を担当しておりまして、そのときに、準天頂衛星の整備に携わらせていただきました。二〇一〇年の九月十一日に一番最初の「みちびき」が順調に打ち上げられて、さまざまな知見が今政府の中で蓄えられていると思います。
○河村委員 次に、今回の内閣府設置法の一部を改正する法律案の中にもありますが、宇宙空間の開発及び利用の戦略的な推進体制、この中に、まさに準天頂システムの問題がございます。時間がありませんから詳しくこれに言及はいたしませんが、実用準天頂衛星システムを七基体制で完成する、こうなっております。